神戸市西区の伊川谷にある
あゆみ整体整骨院です。
肝臓癌は、もともと肝臓に発生した原発性肝臓がんと
大腸がんや乳がんなど、別のがんが肝臓に転移した転移性肝臓がん
に大別されます。
原発性肝臓がんには
「肝細胞がん」
「肝内胆管がん」
「混合型(肝細胞がんと肝内胆管がんの混合型)」
などの種類がありますが、
そのうち約94%は肝細胞ががん化した肝細胞がんです。
本書では原発性肝臓がんで最も患者数の多い、肝細胞がんを取り上げます。
わが国では年間、約3万8000人が新たに肝臓がんと診断を受けており
約3万4000人がこの病気で命を落としています。
肝臓がんになる人は
男性では40歳代後半から、女性では50歳代後半から増えてきます。
若い人の発症はあまりみられないのが特徴です。
男女比は3対1で男性に多く、
東日本に比べて西日本に多いことも知られています。
世界的にみると、日本を含め、東南アジアの割合が高くなっています。
肝臓がんは
発症の原因がある程度特定できている数少ないがんの一つです。
肝臓がんの罹患者の背景を調べると
約90%の患者さんで肝炎ウイルスをもっているか
その痕跡が見受けられます。
90%の内訳は、約15%がB型肝炎ウイルス、約75%がC型肝炎ウイルスです。
肝炎ウイルスは、血液を介して肝臓の細胞の中に潜り込み増殖していきます。
異物の侵入・増殖を察知した体内の免疫システムは
ウイルスを排除するため攻撃をしかけますが
免疫細胞は肝細胞の中に潜むウイルスを狙うことはできません。
そこで免疫細胞は感染した肝細胞ごと破壊していきます。
肝細胞は再生能力があるため、破壊された部分は再生しますが
ウイルスが存在する限り破壊と再生をくり返すことになります。
その結果、肝臓に炎症がおこり
炎症が進行すると肝臓が線維(せんい)化して硬くなる肝硬変を生じます。
肝臓がんは、炎症が長引くことで肝細胞の遺伝子に傷がつき
それががん化することで発症すると考えられています。
現在、わが国に存在する肝炎ウイルスはA型、B型、C型、E型の4種類ですが
このうち慢性肝炎、肝硬変から肝臓がんへと
進行する可能性が知られているのは、B型、C型の2種類です。
わが国では60%以上が早期の肝臓がんで発見される
とはいえ、まだまだ肝臓がんの9割は
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスの感染をきっかけに発症します。
そこで、肝臓がんの早期発見のためには
まずB型やC型の肝炎ウイルスをもっていないかを調べることが大事です。
特に1992年以前に輸血を受けたり
手術で血液製剤を使用したりしたことがある人は
C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高いので検査が勧められます。
肝炎ウイルスに感染したことがあるかどうかは
肝炎ウイルスキャリア検査という血液検査でわかります。
この検査は、自治体で行っているところもありますし
健康診断や人間ドックなどで受けることもできます。
このときに肝臓の状態をみる
AST(GOT)、ALT(GPT)、血清アルブミン
プロトロンビン時間、血小板数などを調べる血液検査を併用することで
肝臓の障害度もわかります。
こうした検査で「陽性」だった場合は
肝臓がんの発症リスクが高い群と考えられ
専門の医療機関で定期的な検査を受けることになります。
わが国には肝炎に対する国レベルでのサポート体制ができていて
全国の多くの施設で定期検査が受けられます。
肝炎や肝硬変になっても
適切な治療を受けてがんの発生を抑えます。
たとえそこからがんに進行したとしても
比較的早期のうちに発見・治療することが可能です。
実際、早期の肝臓がんでみつかる割合は欧米では約30%、わが国では60%以上と、2倍以上も高くなっています。
●肝臓がん発症の主なリスク要因
・C型肝炎、肝硬変がある
・B型肝炎、肝硬変がある
・アルコール性肝炎、肝硬変がある
・脂肪肝、非アルコール性脂肪肝炎がある
・糖尿病がある
・高齢である
肝臓がんの診断は
超音波検査やCT検査、MRI検査による画像検査と
腫瘍マーカーを調べる血液検査が中心となります。
検査時にがんが疑われる部分の組織を採取して
がんの性質をみる生検は、10~20mmぐらいの小さながんや
一部の特殊ながんの診断では行われますが
最近は、血液検査や画像検査で診断がつけば行われなくなりました。
日本肝癌研究会編集の『肝癌診療ガイドライン(2009年版)』では
検査を受ける対象者を「超高危険群」と「高危険群」に分けて
どの検査をどのタイミングで受けるのがよいかを示しています。
それによると、B型、C型ウイルス肝炎による肝硬変の人(超高危険群)では
3~4カ月ごとの超音波検査と腫瘍マーカー検査
6~12カ月ごとのCT検査またはMRI検査を推奨しています。
慢性のB型、C型肝炎の人(高危険群)では
6カ月ごとの超音波検査と腫瘍マーカー検査を推奨しています。
肝臓がんの診断で用いられる腫瘍マーカーは
AFPと、PIVKA-II、AFP-L3の3種類です。
AFPは肝臓がんになると増加するたんぱく質です。
後述するAST(GOT)やALT(GPT)と一緒に測定され
肝臓がんのスクリーニングとして用いられています。
肝臓がんが疑われる値としては20ng/mLが一つの目安と考えられています。
ただし、肝臓がんがあっても必ずしも上昇するとは限らず
正常値のままでいることもあります。
肝炎や肝硬変でも高くなることがあります。
PIVKA-IIは、ビタミンKが欠乏したときに肝細胞でつくられる物質ですが
肝臓がんの場合でも多く分泌されます。
肝臓がんが疑われる目安は40mAU/mL以上です。
AFP-L3は、AFPをより肝臓がんに特化できるようにしたものです。
肝臓がんでは、がんを発見する検査だけでなく
肝機能の検査も重視されています。
肝機能の状態によって、がんの治療方針が変わるからです。
肝機能や肝臓の障害の程度は血液検査で調べます。
「AST」、「ALT」の値は肝炎の程度を示します。
ただし、肝機能はこの数値だけでは判断できません。
一般的には、血清アルブミン、血液の凝固能をみるプロトロンビン時間や
コレステロール値などにより、総合的に判断します。
《電話番号》
078-976-0380
《住所》
兵庫県神戸市西区大津和1-7-8
※大蔵谷インター下車3分
きんのぶたさん、AOKIさんのすぐ近く
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